2019年3月7日木曜日

すでに流れている水

偶然だと思うのですが何か生まれながらに縁があるものはないでしょうか。
僕にとっては、"水"が不思議な縁があるように感じてます。

"水"が付く街に生まれ、今まで住んでいた地区や町内も"舟"が付く地名であったり、自分の名前も"氵"(この漢字の由来は水の流れ)がつきます。
そしてこれまで通った学校も水色や青色のエンブレムであったり水や青い色と縁がある気がします。

単なる偶然と思いますしこれを気にしたところで何もならないと思いますが、そういうものは潜在的に心や身体の気づかないところに微かに影響を与えていると思うのです。
そしてそういうものから力をもらえば何か助けてくれることもあるかもしれません。

そんな感じで僕は水、水的なものを大事にしてゆこうかなと日々思っています。



音楽を作るにあたり水の音や水の流れたり広がってゆく印象は非常にインスピレーションを受けます。
優しく満たしてくれる感じ、はたまた冷たくも残酷にも熱を冷ます様といった水の様々な性質・性格は音楽の題材として面白いです。

今回作った波紋(ripple)という曲は哀愁あるピアノの曲で不確かに広がる波の余韻を表現しました。日々の流れの中で失くしてしまうもの、失った今も何か心残りの余韻、脳内のよく分からない場所で今も響いている水があるかもしれない。


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