2019年2月7日木曜日

冬は白を描きたくなる

冬のイメージは白い色を思い浮かべないでしょうか。冬という漢字をみるだけで白く見えてしまいます。
季節毎のカラーというものがありますよね。
春はピンク、夏は水色!?7月、8月で大分色のイメージが異なるので難しい秋は濃い赤、そして冬は真っ白。

ということで、冬なので白い色を音楽で表現したくなりますよね(^^)


紹介
ホワイトキャンパスという名前の如く、白いイメージを音で抽象的に描いた形で作りました。
なので、理論や譜面やリズム的な数字や区切りを付けたり設計図を作らずに、イメージを白い紙に自由連想で書き足したような作り方で完成しました。

いかがでしょうか。
先週作ったばかりでまだライブでもやってませんし自分の中でまだ歴史になっていない曲なので、まだ捉えられないものがあります。連想だけでどこまで音楽が作ることができるのかの挑戦です。



核心
自由にと書きましたが、実は嘘です。嘘というよりも自由な感じにするために制約になってしまいそうなものをなるべく排除して作りました。
制約というよりは、輪郭を出さないような音を意図的に作り、リズム的な刻まないフワッとした触感で音が自由に浮かんでる感じにしました。

またコード進行もこの曲にはあります。コード進行こそが曲の雰囲気を醸し出すルール、制約でもあるわけですが、変な組み合わせの和音を用いてます。



特に②の頭の和音  A,C,E が実に不思議な並びで、高さがCを挟んで1.5(m3の関係!?)の均等の距離感なのですね。
A,D♭,E (Aメジャーコード)とかA,C,E(Aマイナー)が一般的です。
何故このA,C,E♭を選んだのか覚えてませんが、この不思議(不気味)で味気ない響きがこの曲の全てと感じております。

全体的にこれらのコード進行は実に味気ない響きで単体でこれだけ弾いても曲にならないと思います。
常識的なコードに捉えられず自由にという意味でこのコードを選んで良かったなと思っております。

冬=白=雪という自然、それも誰もいない空間の自然という音楽をやりたいなと思っていたので、人と人とのストーリーが出てきそうな音楽の作り方とはまた違った自由で自然に湧き上がる連想で勢いで作ったこの曲は僕の中でも面白いなと思っております。

過去
この曲を作るきっかけに2月8日に静岡サナッシュさんで久しぶりにライブやることがあります。
学生時代に市内で初めてのライブハウスでのライブがここで、当時はノンビートでシンセとルーパーだけでアンビエントミュージックをやっていました。
まさしくこのWhiteCampusという曲は当時の方法論の音楽で作ってみたのですよ。

当時と比べ自分はどれだけ成長したのかというのを試して見たくて今回のアンビエントミュージックを作ってみました(^_^)

ということで長々書いてしまいましたが、色んな音楽を作ってゆきたいですよ!
この曲は最近作った曲では唯一ノンビートなのでライブのレパートリーの中でも面白いと思うので今月のライブではかかさずやってゆこうと思います。

ではここまで読んでいただきありがとうございました。

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