天気も良いし暑さにももう慣れてしまったどころか少しばかりウンザリしている。
GWも終わり真夏のお盆まで平日の日常がひた続くと思うと嫌になってきますね。
そんな第二週は日常に溶け込むような上質なポップミュージックをヘビロテしました。
私とGrapevine
久々にグレイプバインというバンドの音楽を聴きました。
グレイプバイン(Grapevine)は日本のロック・オルタナティブバンド。
1993年に大阪で結成され現在もメジャーで活動しています。
ベテランの域のバンドですが根強いファンが付いて技術の高さや良質な曲を数多く手がけています。
彼らの2000年代前半ごろの楽曲を今週はよく聴いていました。
リアルタイムで昔よくラジオから聴いていたのが懐かしい。当時は一番好きなバンドというよりも、自分の中の好きなバンドランクの中位くらいサブメンバー的な存在でした。
10代の頃だったので少しばかり大人っぽい彼らの楽曲はまだ自分には教養が足りなかったのかな。
今改めて聴きますと一見Jポップにも通じるポップソングも70年代洋楽をリスペクトしているかのような箇所が多くあり非常に教養が深いアーティストと感じます。
ギタリストの西川氏のギターは当時憧れでした。
将来こんなギタリストになろうと思ってはいましたが........いまは.............
日常に溶け込む音
私が好きグレイプバインの曲には日常的な言葉が歌詞に描かれていてサウンドも日常を忠実に表現しているように思います。
日常の中のどこかに光を指して美しさを見つけてくれるような音楽です。
だからと言ってストレートな表現ではなく暗示的で哲学的な触覚あるサウンド。
オブラートで包まれたという言葉がふさわしいかな。
オブラートな感じが当時の私にはまだピンとこないところがあったのでしょう。
半透明のサウンドこそが今の私にピッタリハマる。
日常の中どこかフィルターを通じて見ないほうが見えないほうが良いだろうとこの世界を眺める。私くらいの歳になるとその方がよりよく生きやすいのですね。
グレイプバインの音楽はそのオブラートなりフィルターを通じた世界を時に美しく、時に皮肉に描写する。
もちろん疑問を投げかけてもくれるのですが今はただ彼らのオブラートに包まれたい気分です^^;
理屈とか抜きに良質なポップソングを聴きましょう!
では第3週も頑張りましょう。
第3週はライブもあるので良い報告ができると良いです。
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